コンプライアンスという言葉を最近よく耳にするようになりました。コンプライアンスと企業の密接な関係、そしてその重要度。ここでは、コンプライアンス 標語をはじめ、Complianceに関する様々な情報をご紹介しております。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
コンプライアンス(Compliance)とは、英語のcomplyという動詞の名詞形です。このcomplyはwithを伴って、「〜を遵守する」という意味になります。すなわち、単純ににコンプライアンスといっても、目的語がなければ何を遵守するのかが不明瞭ということになります。ビジネスシーンで、このコンプライアンスは、違法なことをやらずに社会の法律を守り、それに従う。という意味で使用されています。
また、コンプライアンスは、ある時は企業倫理・経営倫理との関連で論じられていることもあります。さらには、リスク管理の一環としてコンプライアンスを論じることもあります。一般的には、コンプライアンス=「社会秩序を乱す行動や社会から非難される行動をしないこと」という意味で理解されています。企業のクリーン度を強調する場合などに、「コンプライアンスを徹底します」というような、使い方をします。
コンプライアンス標語とは、一種のスローガンと呼べるようなものです。例えば、法令遵守をキチンと実行!というだけでは、何か漠然として具体性に欠けます。しかし、「信用に勝る利益は無い!」
といったように内容に具体性をもたせると、その主旨が明確となります。これを「コンプライアンス標語」と呼びます。現在においては、コンプライアンス標語という言葉は、まだまだ一般の社員への浸透も浅く、コンプライアンスという言葉の意味も知らない社員も多いようです。
スポンサード リンク
コンプライアンス違反とは、企業の犯す企業犯罪の中の1つとして挙げられるもので、その名前の通り、企業が利益を出すために、法令を破るなどの不祥事を起こすことを指します。コンプライアンス違反をした企業は、信用失墜により売上低下やその問題が大きければ、損害賠償訴訟などによる法的責任を問われることもあります。
昨今、コンプライアンス上の不祥事が、企業存続の命取りとなる傾向が強まっていることは、帝国データバンクの調査で浮き彫りとなっています。例えば、平成18年度の調査結果を見ると、法令違反の発覚をきっかけとして、倒産に陥った企業は102件にも上り、前年度に比べ37・8%増と大幅な増加率を確認したそうです。その負債総額も3568億1600万円にものぼるといわれています。
コンプライアンス違反 事例として、挙げるのならば先ず「粉飾決算」を思い浮かべます。粉飾決算とは、企業が利益を実際よりも水増しなどをし多く見せかけることをいいます。具体的には、売上の水増し計上、コストの圧縮計上などがありますが、現在は上場企業の粉飾決算決算を容易に行なえなくする為に、チェックする監査法人に対する罰則を厳しくして、再発を歯止めするように改善されています。
「同業他社でも同じことをやっているから」という理由で利益のみを追求し、犯罪行為を行う企業は、実は経営者自身もコンプライアンス違反を行っていると言う意識を持ち合わせていない場合も、少なくありませんので、先ずは、経営者自らが、考えを改めなれれば根本的な解決にはならないと感じます。
コンプライアンスオフィサーとは、簡単に言うとコンプライアンスを監督する責任者のことをいい、言い換えれば、企業倫理のスペシャリストともいえます。コンプライアンスオフィサーは、定期的に社員を徴集し、コンプライアンスの重要性を説明したり、社内での問題行為に対応することが、その役割となります。またその役割を実施していく為の手法なりを、コンプライアンスプログラムを構築するという呼び方をする場合もあります。
コンプライアンスオフィサー認定機構は、プロのコンプライアンスオフィサーを育成し認定するための、専門の機関です。具体的な活動として、年に数回検定試験を実施し、さまざまなコンプライアンス発生に対する、法令の遵守のために最低限必要な知識を身につけ
るよう教育していきます。認定機構が設けている試験は、金融機関・銀行職員などが常識として備えておくべき倫理観や社会的常識を初め、法令等の知識・判断力を認定する資格目的で実施されている。
コンプライアンス・オフィサー認定試験の試験内容は、マークシート方式の一次試験(3科目)と、論述式の二次試験(2問)があります。合格率は45%ほどの難易度で、受験資格は特に必要ありませんので、コンプライアンス・オフィサーの認定者であると、企業への就職や昇進等に、少なからず好評価の対象となっているようです。
どちらにしても、企業は「ゴーイングコンサーン」といわれる、企業の存続と維持発展を続けなければいけないという使命を、一般の個人よりもはるかに重いレベルで使命として持たざる負えません。今後も、企業におけるコンプライアンスの重要性は高まることと感じます。